熱中症の症状や予防対策について
2025年の夏は全国的に高温が予想されており、熱中症対策が非常に重要です。
近年、地球温暖化により、猛暑日が増加しています。犬や猫は全身が毛で覆われているため、人間のように全身で汗をかくことができないため、熱中症になりやすい傾向があります。
犬にとって夏場の快適な室温は23~26℃、湿度は50~60%、猫にとって夏場の快適な室温は27~28℃が理想とされています。
熱中症の犬や猫は、以下のような症状を示すことがあります。
- ハアハアという荒い呼吸(パンティング)
- ぐったりとした様子
- よだれの増加
- 高体温
- 歩行困難
- 嘔吐や下痢
- 粘膜の赤み
熱中症の症状が見られたら速やかに動物病院へ連絡をしましょう。
熱中症対策リスト↓↓↓
- 飲み水の器は、2カ所以上に置く!飲み水は必ず新鮮なものに替えましょう。1つだけでは飲み干したり、こぼしたりする可能性があるので、必ず複数置きましょう。家の中で自由に過ごせるなら、廊下や他の部屋にも置くと良いです。
- 天気予報で最高気温を確認する!クーラーや扇風機などを用いて温度調節をしましょう。
- 日中でもカーテンのレースを閉める!特に日当たりがよい窓には、遮光・断熱タイプのカーテンを使用するとよいでしょう。留守番させる際は、日中でも室内のカーテンを閉めておき、室温の上昇を防ぎましょう。
- 日が当たらない場所に夏用のベッドを追加する!猫の場合、梅雨が明けるまでは寒暖差があるので冬用の猫ベッドも出したまま、日が当たらない場所に接触冷感素材を使った夏用ベッドを出すと良いでしょう。
- ドアが閉まらないようにストッパーを使う!暑くなったり、寒くなったら他の部屋に移動できるようにドアを開けておきましょう。停電などでクーラーが止まり、部屋の温度が上がった時や部屋が寒すぎる時、犬・猫が自ら移動できるようにしておきましょう。※ただし、誤飲などを防ぐために食べてしまいそうな物は片づけてください。